社会人が介護士に転職するコツ「求人の探し方をチェック」

求人の探し方

求人を探す前に

介護士は求人数も多く勤務形態も多種多様にあるため、「求人を探す」と言っても条件を絞り込んでそこから選ぶのにかなりの時間がかかります。求人選びに失敗してしまうと転職そのものを後悔してしまう可能性もあります。そうならないように、押さえておくべきポイントを2つ紹介します。
まずは「譲れない条件を明確にすること」です。希望条件をすべて叶えるのは無理があります。まずは働くうえで譲れない、優先したい条件は何かを明確にしましょう。給料、勤務時間、人間関係、職場の雰囲気、など重視したいポイントは人それぞれ違います。転職の希望条件をすべて書き出し、その中で絶対に譲れない条件を絞っていきましょう。「自分が大切にしたいものは何か」を整理していくのです。
2つ目は「将来のビジョンを持つこと」です。なぜ介護の仕事をやりたいのか、介護の仕事を通じて何がしたいのか、将来どのようなキャリアを積んでいきたいのか、など目標やキャリアプランが具体的な方が求人を絞り込みやすくなります。

求人の探し方

地域の求人が豊富なハローワークで探す

譲れない条件が「勤務地」の人は地元の求人に強いハローワークがおすすめです。介護士に限らず、様々な職種の求人を扱っていますが無料で掲載できるため大手の施設だけではなく小さな介護事業所も求人を掲載しています。介護士の求人が豊富にあるので探しやすいでしょう。ただし、紹介してもらうにはハローワークに通わなければなりません。また、掲載されている情報は基本的なものだけです。職場の雰囲気などの詳細はわかりにくいので少ない情報で自分に合うかどうかを見極めなければなりません。

折込広告や求人情報誌で探す

コンビニやスーパーなどに無料で設置されている折込広告や求人情報誌にも介護士の求人が掲載されています。近辺にある介護施設の求人をメインに掲載しているため、より狭い範囲で探したい人におすすめです。

転職サポートが手厚い転職エージェントで探す

未知の世界に飛び込むには勇気が必要です。中には転職活動そのものが初めての人もいるかもしれません。大きな不安を抱えたまま求人を探しても失敗するだけです。担当のアドバイザーが転職活動全般をサポートしてくれる転職エージェントを利用しましょう。介護士専門の転職エージェントなら希望条件に合わせて豊富な求人の中から最適な求人をピックアップして紹介してくれます。また、給与の条件交渉をしてくれたり、競争率の高い施設は避けて紹介してくれたり、など転職希望者1人ひとりに合わせてきめ細やかにサポートしてくれるので、安心して進めることができます。

知人に紹介してもらう

職場の環境や人間関係を重視するなら知人に紹介してもらうのもひとつの方法です。他人には聞きにくい部分も気兼ねなく聞くことができますし、採用前提で話が進むため入職までスムーズに運ぶことができます。