働きながら介護士を目指すなら「介護職員初任者研修」は必須

介護職員初任者研修

これから介護士を目指すなら

「介護士を目指したい」と思っているのであれば、まずは「介護職員初任者研修」を取得しましょう。介護の基礎的な技術や理念が学べます。しかし、働きながら資格を取得するのは容易ではありません。ここでは、働きながら勉強し、介護職員初任者研修を取得するコツを紹介するので参考にしてください。

介護職員初任者研修

仕事と勉強の両立はできるのか

働きながら資格取得を目指す人が特に不安に思っているのが、「生活スタイルを変えずに勉強との両立ができるのか」ということです。介護職員初任者研修は独学では取得できません。テキストや問題集を読み込んで試験を受けるだけで取得できるタイプの資格ではないからです。厚生労働省が指定したスクールに通って研修を受ける必要があります。スクールに通う時間を捻出するには仕事とプライベート、どちらも調整しなければなりません。生活リズムを変えることになるため「大変だ」と感じてしまうようです。ですが、言い換えれば、生活リズムに合ったスクールがあれば、無理なく資格が取得できる、ということでもあります。
介護職員初任者研修はスクールに通って講義や実習を受けるのが一般的ですが、自宅で添削指導を受けながら勉強する通信講座を併用するコースもあります。生活リズムに合わせて、学びやすい方法を選びましょう。

学習方法その1「通学」

介護職員初任者研修はスクールに通って取得を目指すのが一般的です。通学して学ぶ「完全通学制」には平日昼間のコースだけではなく、働きながら通学する社会人向けに夜間コースや土日コースも開講されています。

学習方法その2「通学+通信」

シフトが不規則などの理由で平日の夜間コースや土日コースに通う時間も捻出するのが難しい場合は、通信講座を併用するといいでしょう。介護職員初任者研修のカリキュラムは国によって定められています。身体を使って実践的に学ぶ研修も含まれているため、通学は必須ですが、通信講座を併用することで完全通学制よりも通学期間を短縮できるのです。仕事はもちろん家事をしながらでも勉強できるので、まとまった時間がとれない人は、通信+通学コースの方が無理なく取得できるでしょう。

無理のない範囲で取得できるように工夫しよう

介護業界に興味がある人にとって介護の基本を学べる介護職員初任者研修はとても為になります。働きながら取得を目指すのは容易ではありませんが、転職活動や今後介護士としてキャリアを積むことを考えた場合、取得しておいた方が有利になります。時間を捻出するのは難しいかもしれませんが、無理のない範囲で工夫して取得を目指しましょう。